災害からの復旧に向けて―あまり報道されない1側面

台風19号で亡くなられた方々にご冥福をお祈りします。また被災された方々やそのご家族に心よりお見舞い申し上げます。

先週の台風19号(ハギビス)は東海・関東・東北地方の広い範囲で土砂崩れや浸水、突風などにより非常に大きな被害をもたらしました。

政府はこの災害を阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨に続く6例目の「特定非常災害」として指定しました。

 

建設・土木会社にとっての自然災害

このような自然災害は建設・土木に携わる私たちにとっては特別な意味をもっています。

なぜなら、台風や地震といった自然の脅威から地域の人々の生活を守り、また被災した人々がいち早く立ち直るための礎を築くことが私たちの大事な仕事の一つだからです。

台風19号関連のニュースでも、八ッ場ダムや渡良瀬遊水池が水害による被害を抑えたことが取り上げられています。豪雨の際に水量調節を行うこうした仕組みを作るのはもちろん建設・土木に携わる私たちの役目です。

ダムの効果については、下記の動画がわかりやすいと思います。

意外と知られていない「復旧」の作業

こうした防災・減災の取り組みに加えて、私たちが行っている中で意外と知られていない取り組みが「復旧」の作業です。

台風が来て大雨が降って、それでも何とか氾濫せずに水が川から海まで流れればとりあえず元通りーーそんな風に考えていませんか?

実際には流れてくるのは水だけではありません。今回のような台風の後には、普段は流れることのないような流木や岩までも流れてくることがあります。

こうしたものをそのままにしておくと、次回また増水があった際に水害が起きやすくなってしまいます。また多くの人が訪れる河原付近での危険も大きくなってしまいます。

そこで、大きな岩などを取り除いて川の状態を復旧する作業が必要となります。

渡良瀬川上流での復旧作業

山藤組の工事課職員も、渡良瀬川上流の岩を取り除く作業を行っています。

渡良瀬川上流では、下の写真のような大きな岩が川の中にいくつも流されてきてしまっています。

この岩を重機(バックホウ)ごと川の中に入って取り除きます。

川の中での作業となるので注意をしながら岩を取り除きます。大きな岩が多く足場も安定しないため、熟練者でなければ難しい作業です。

こうした作業を経た上で、さらに既存の設備の補強などの工事を行っていきます。

台風や地震といった災害の尽きない日本で、1人でも多くの方が安心して毎日を暮らせるよう、安全を守る一企業として今後も尽力して参ります。

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